英語で話すときの心得

コミュニケーションに言語は関係ない」で書いたことを踏まえて、英語で話すときの心得について書きたいと思います。

自分が外国に行ったとしましょう。
そのときに一番こたえるのは、どんなことでしょうか?

外国人が言うには、英語で話しかけたときに、嫌な顔、困った顔、知らんぷりをされることだそうです。
日本人にはなぜか、外国人、とくに白人に対する劣等感や苦手意識があります。
それはハリウッド映画などに対する憧れが劣等感に転じてしまったり、学校英語で苦労した(そのくせ現場では役に立たない)ことが無意識に拒絶反応として表れたり、ということがあるのだと思います。

加えて日本人は正直と謙遜を美徳としているので、苦手なことを「できる!」と言い切るのが不得手だったり、できることでも必要以上に「できない」と卑下してしまう傾向があります。
現在はビジネスシーンなどでは、「アイコンタクト」や、「自信のあるような素振り」ということの重要性が教育されますが、市井の人々にはまだまだハードルの高いことだと思います。

英語が話せたり、外国で活躍している日本人がやたらとギラギラして見えたり、グイグイ来るように感じるのは、そういう理由があるのでしょう。
なにも、そういう人になれ!というわけではありません。
ただ、もし自分が外国に行ったときに、現地の人が、分からないなりに目を見て親身に話を聞いてくれて、嫌な顔をせずに理解しようと努力してくれたら、安心するし嬉しいですよね。

■言葉が分からなくてもコミュニケーションはできる
■分からないのは、お互い様
■「できない」ことは、恥ずかしいことじゃない
ということを念頭に置いておけば、変に怯えず、自然な笑顔で、目をみてしっかりとコミュニケーションが取れるのではないでしょうか(^^)/

(もちろん、無茶な要求や嫌なことにはキチンとNO!と言いましょうね)

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